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生活支援技術科目 第31回介護福祉士国家試験 解答解説

【問題39】和式寝衣の着脱

投稿日:2019年7月25日 更新日:

生活支援技術

問題39

ベッド上で臥床したままの利用者に行う和式寝衣の交換の介護に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

選択肢

1.袖を抜くときは手→肘→肩の順で行う。

2.脱いだ寝衣を広げ、その上に新しい寝衣を重ねて広げる。

3.利用者の脊柱と新しい寝衣の背縫いの部分を合わせる。

4.左前身頃の上に、右前身頃を重ねる。

5.腰紐は結び目が背中に回るように結ぶ。

オリジナル解説 byまぃせ

1.袖を抜くときは肩→肘→手の手順なので、×です。

2.脱いだ寝衣の上に新しい寝衣を重ねてしまったら、清潔が保たれなくなるので×です。脱いだ寝衣は、肌に触れていた側を内側にして丸めていきます。

3.記述のとおりなので、〇です。この方法により、背中の中心を合わせることができます。

4.これは、前の合わせ方についてです。右前身頃(みぎまえみごろ)の上に左前身頃(ひだりまえみごろ)を重ねるので、×です。記述の内容は、お亡くなりになられた場合の合わせ方となるので、間違えないように注意が必要です。

5.背中に結び目を作ってしまうと仰臥位の時に結び目が当たってしまいます。利用者は不快感を感じ、安楽にやすむことができなくなります。また、褥瘡等の皮膚トラブルの原因にもなる可能性があります。よって、×です。

というわけで、正答は選択肢3となります。

“和式寝衣(わしきしんい)”とは和式の寝まきのことで、浴衣をイメージすればよいです。

和式寝衣の着脱介助の経験がなかったとしても、前開きの衣類の着脱に当てはめれば、選択肢1.2はわかると思います。しかし、3.4.5については和式寝衣ならではの内容なので、必要以上に考える時間を要するかもしれません。

限られた時間の中なので、考えて止まってしまう時間はロスタイムになりかねませんし、「経験がないからわからない」は試験では理由にならず、ただただ失点するだけです。この問題をきっかけに、和式寝衣の着脱の知識も確認しておきましょう。

また、試験ではこういったイメージしづらい問題も、当然ですがこのように文章化されて出題されます。経験者でも、「介助はできるけど、改めて文章にされるとわけがわからなくなる」といったことになりかねません。

試験勉強では、文章を読み解き、どういうことなのか?を具体的にイメージできるように、過去問等を繰り返し解きながら力をつけていくことが大切です。

未来の介護福祉士サポーター まぃせ

※第20回介護福祉士国家試験(筆記&実技)合格

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