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社会の理解科目 第31回介護福祉士国家試験 解答解説

【問題6】地域共生社会

投稿日:2019年2月17日 更新日:

社会の理解

問題6

「地域共生社会」が目指すものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

選択肢

1.育児・介護のダブルケアへの対応

2.すべての住民が支え合い、自分らしく活躍できる地域コミュニティの創出

3.高齢者分野の相談支援体制の強化

4.公的サービスに重点を置いた地域福祉の充実

5.専門職主体の地域包括支援体制の構築

オリジナル解説  byまぃせ

地域共生社会とは…

厚生労働省のホームページから内容を一部抜粋すると、「地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できる地域コミュニティを育成し、公的な福祉サービスと協働して助け合いながら暮らすことのできる「地域共生社会」を実現する・・・」となっています。
これを踏まえて、各選択肢を見ていくと、選択肢2が一致します。

その他の選択肢を見ていくと…

1.ダブルケアとは、女性が社会で大いに活躍できる世の中になってきている中で、女性の晩婚化であったり、それに伴い家庭を築く年齢が高くなってきているという背景や、家族の在り方の変化により、家族・親族などとの関係性が希薄になってきているという昨今の時代背景によって、育児と介護を同時期に行うということが生じてくる。この状況を“ダブルケア”といいます。
この“ダブルケア”も、市町村による総合的な相談支援体制づくりの一貫として地域共生社会の実現の中に含まれている具体的施策になりますが、問題では“地域共生社会が目指すもの”であり“具体的施策”を問われてはいないことから×です。

3.選択肢1でも述べた通り、高齢者分野だけに特化した相談支援体制を強化していくわけではありません。
困りごとを抱えている相談者本人をはじめ、本人が属する世帯において発生している“育児・介護・障害・貧困”そして“ダブルケア”などの課題にも対応できるように、包括的・総合的な相談支援体制を確立していく必要がある、ということで、×です。

4.地域共生社会では“あらゆる住民が役割を持つ”という観点があり、公的な福祉サービスとは“協働していく”という内容になるので、×です。

5.選択肢4でも述べたとおり、“地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合う”ということがメインですから、主体は専門職ではないです。よって×です。

というわけで、正答は選択肢2となります。

“地域”というワードについては、これまでの試験問題でも多く出題されてきています。これは、介護福祉士も“地域”という考え方を強く意識しないといけない世の中だということがいえるでしょう。
受験対策においても、“地域”というワードは注目して勉強するポイントであることは間違いありません。

未来の介護福祉士サポーター まぃせ

※第20回介護福祉士国家試験(筆記&実技)合格

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