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第31回介護福祉士国家試験 解答解説 認知症の理解科目

【問題83】認知症の薬について知ろう!

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認知症の理解

認知症の人の生活を支援する介護福祉職は
認知症の薬物療法についても
知る必要があります。

問題83

抗認知症薬に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

選択肢

1.貼付剤はない。

2.非薬物療法との併用はしない。

3.段階的に投与量を減量していく。

4.副作用として悪心や下痢が生じることがある。

5.ADL(日常生活動作)が改善することはない。

オリジナル解説 by まぃせ

1.貼付剤はあります。

※ポピュラーな貼付剤は、リバスタッチパッチやイクセロンパッチ。

2.抗認知症薬のみを用いるのではなく、回想法等の非薬物療法と併用することも、認知症の人の精神安定等に効果的です。

3.一般的には、少量からスタートして、薬の効果や副作用等の反応をみながら、段階的に増量していきます。

4.抗認知症薬では、このような胃腸障害が副作用として現れる傾向があります。

5.抗認知症薬を服用することで、ADL(日常生活動作)の改善が期待できる場合もあるので、「改善することはない」とは言い切れません。

というわけで、正答は選択肢4となります。

内服薬では、ドネペジル塩酸塩(製品名:アリセプト)や、メマンチン塩酸塩(製品名:メマリー)等があります。しかしながら、これらの抗認知症薬を服用したからといって、認知症が治るわけではありません。症状の進行具合を緩和させたり、周辺症状(行動・心理症状:BPSD)を改善するために薬物療法が用いられるのです。

薬物療法について、プラスワンでおさえよう!

最後に、第29回出題の問題83を紹介します。これで、薬物療法についての知識を更に深めましょう。

Q.アルツハイマー型認知症の薬物療法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1.病気の進行を完全に止めることができる。

2.軽度のアルツハイマー型認知症に対して有効ではない。

3.行動・心理症状(BPSD)に対して効果が認められていない。

4.病期によって投与量が変わることはない。

5.副作用として、パーキンソン症候群が現れることがある。

正答は、選択肢5です。

第20回介護福祉士国家試験(筆記&実技)合格

未来の介護福祉士サポーター まぃせ

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