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生活支援技術科目 第31回介護福祉士国家試験 解答解説

【問題38】身支度・整容の支援と使用する道具

投稿日:2019年5月22日 更新日:

生活支援技術科目

問題38

介護福祉職が行う身じたく・整容の支援と使用する道具の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

選択肢

1.ベッド上での口腔ケア ――――― ガーグルベースン

2.浴室での洗髪 ―――――――― ドライシャンプー

3.総義歯の洗浄 ―――――――― 歯磨剤

4.耳垢(耳あか)の除去 ――――― ピンセット

5.ベッド上での洗顔 ――――――― 冷水で絞ったタオル

オリジナル解説  byまぃせ

組合せの問題ですから、1~5の内、どの組合せが最も適切か、ということです。

1.ガーグルベースンは、うがいの水を受けるために使われる道具ですので、この選択肢は適切といえます。

2.ドライシャンプーは、水を使わないシャンプーですから、浴室での洗髪には適していません。

3.歯磨剤で総義歯を磨くと、義歯を傷つけることにもなるので適していません。

4.耳垢の除去では、医行為にならない範囲は介護職が行ってもよいことになっています。
では、医行為にならない範囲とはどの程度か。
耳垢で完全に耳の穴を塞いでいる場合を除く耳かきです。
選択肢のピンセットは、まさに耳穴を塞いでしまっている耳垢の除去時に役立ちます。
そしてこれは、介護職では行うことはできません。
更に、問題文は「介護福祉職が行う~」となっていますので、この選択肢は適切ではないといえます。

5.ベッド上の洗顔では、主にタオルを用いて清拭を実施します。
清拭は、冷水ではなく、55~60度程度の湯で絞ったタオルを用いて行います。
これは、タオルが冷めてしまわないようにするために、あらかじめ熱めの湯で用意するのです。
よって、この選択肢は適切ではないといえます。

というわけで、正答は選択肢1となります。

選択肢の構成は、5肢すべてが介護福祉職として対応する内容であるとは限りません。
今回のように、5肢中4肢は介護福祉職が行うこと・1肢は医行為、といったように、そもそも「介護福祉職として何を求められているのか?」ということを問われる選択肢が混ざっていることはよくあります。
没頭しすぎるとついつい見失うことでもあるので、問題を解いていくような実践的な受験対策をして、問題文に慣れていくことが大切です。

未来の介護福祉士サポーター まぃせ

※第20回介護福祉士国家試験(筆記&実技)合格

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