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生活支援技術科目 第31回介護福祉士国家試験 解答解説

【問題44】食事提供と対応方法

投稿日:2019年9月4日 更新日:

生活支援技術

問題44

身体機能の変化に応じた食事の提供と対応方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

選択肢

1.咀嚼力の低下に対しては、麺類を中心とした食事で栄養を補う。

2.味覚の低下に対しては、塩分を増やして味付けを濃くする。

3.腸の蠕動運動の低下に対しては、食物繊維の多い食品を取り入れる。

4.口渇感の低下に対しては、脱水予防のために酸味のある味付けにする。

5.唾液分泌の低下に対しては、食後にアイスマッサージをする。

オリジナル解説 by まぃせ

1.咀嚼力の低下に対しては、刻み食のように咀嚼力に留意した食事形態や、柔らかくするなどの調理の工夫をする必要があります。

2.味覚の低下に対して、単に味付けを濃くすることで対応をしていては、生活習慣病へのリスクが高まる可能性があります。

提供する食事の温度を人肌程度にすることで、味がわかりやすくなることもあります。

また、その方の嗜好をしっかりと確認する、といった基本的なことも大切です。

3.腸の蠕動運動の低下によって、便秘症状を引き起こす可能性があります。

選択肢の内容のように、食物繊維は効果的です。

その他に、乳酸菌を含んだ食品を取り入れることもよいでしょう。

尚、消化吸収の機能が低下している場合には、食物繊維を多く含む食事は、スムーズな消化を妨げ、逆効果になります。併せておさえておきましょう。

4.口渇は脱水症状を捉えるポイントのひとつでもあります。

そのため、口渇を緩和させるためには、水分摂取が求められます。

その際には、飲み物からの水分摂取だけでなく、食事内容にも水分量の多いものを取り入れることもよいでしょう。

5.唾液分泌の低下についても、選択肢4と同様、水分量の多い食事内容というのを心掛けていくことが大切となります。

尚、選択肢にある「アイスマッサージ」は、主に摂食や嚥下の訓練で行われます。

というわけで、正答は選択肢3となります。

この問題は、食事の場面において、老化による身体機能の低下に対して問われた内容でした。

これと併せて、「嚥下障害」の対応の留意点についても確認をしておくとよいでしょう。

また、老化に伴う身体機能の低下については、「こころとからだのしくみ」の科目や、「発達と老化の理解」の科目でも、おさえることができます。

他科目も活用しながら、連動させて学習することで、より理解しやすくなりますし、他科目の勉強も同時に行うことができるので、学習の効率化を図ることが可能です。

ぜひ、お試しください。

第20回介護福祉士国家試験(筆記&実技)合格

未来の介護福祉士サポーター まぃせ

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